「不具合事象のある住宅ではないか」
「買ったあと、いつごろ、どこに、
いくらくらいのお金がかかるのか」
「あと何年くらいもつのか」
住宅を購入する際に、「ホームインスペクション(住宅診断)」を利用するケースが増えています。
「ホームインスペクション(住宅診断)」とは、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。
目視により、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下、設備などの状態を診断するのが基本です。
ホームインスペクター(住宅診断士)は住宅の「かかりつけのお医者さん」です。
アメリカでは州によって異なりますが、取引全体の70〜90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。
「日本ホームインスペクターズ協会」は、住宅購入者が安心して住宅を購入できるよう、瑕疵(不具合事象)の有無などを診断できる専門家を育成し、住宅流通の透明化・活性化を促すことを目的として2008年に設立されました。
公認ホームインスペクターの資格試験・研修や、消費者への公開、建物知識の普及活動を行なっています。
私たちの理念は、日本の「人と住まいのより幸せな関係を追求し、その思想を世の中に広めること」です
新築住宅のスクラップアンドビルドから、永く大切に住み継ぐストック住宅市場へ。
土地が主役であった時代から、建物が主役の時代へ。地球環境・資源問題ももはや待ったなしの現在、日本の人と不動産の関係は大きな転換点にあります。不動産取引の際に、建物の専門家であるホームインスペクター(住宅診断士)による建物の健康診断「ホームインスペクション(住宅診断)」を行うケースが増えています。それに伴い、ホームインスペクションを行う企業・個人も増え続けています。
当協会は、生活者がホームインスペクションを利用し、より安全に、安心して、納得できる住宅売買に臨めるように、ホームインスペクションの技術基準・ホームインスペクターの行動基準等を定めています。
こんにちは。 日本ホームインスペクターズ協会 理事長の長嶋 修です。
我が国はこれまで毎年19兆円程度の住宅投資を続けてきました。にもかかわらず住宅資産額は常に250兆円程度と一向に積み上がっていません。
それもそのはず、わが国の住宅は新築を買った時に最も高く、中古住宅になったとたんにその価値が15〜20パーセントも低下。
およそ10年で半値となり、25年程度でその価値がほぼゼロになるというものだからです。
住宅があたかも耐久消費財のような扱いをされ、いくら投資をしてもそれが価値に反映されることはないのです。
これでは所有者の点検やメンテナンスへのモチベーションも高まらず、悪循環です。
このときに必要な社会的機能がまさに「ホームインスペクション(住宅診断)」であり、それを担うのが「ホームインスペクター(住宅診断士)」です。
日本の人と不動産の関係はもちろん、日本経済全体をよりよくするという使命を帯びるホームインスペクターの育成やスキルアップを目指すのが、
2008年に志(こころざし)を持ってスタートした当協会の役割です。
長嶋 修
不動産コンサルタント
公認不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
組織名 | 特定非営利活動法人 日本ホームインスペクターズ協会 |
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英文名 | Japanese Society of Home Inspectors |
所在地等 |
〒060-0001 |
役員等 |
理事長 長嶋 修 理事 金子 清之 理事 田中 歩 理事 栃木 渡 理事 河邉 政明 理事 松田 貞次 監事 吉池 基泰 特別会員 齊藤 広子 (横浜市立大学 教授) 島原 万丈 (株式会社LIFULL/LIFULL HOME’S 総研所長) 株式会社住宅新報社 株式会社不動産流通研究所 |
沿革 |
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