重要 2017-12-26
この度は当協会の公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験を受験していただき、ありがとうございます。
合格された方々には、学習のひとつの成果となりましたこと、おめでとうございます。
2018年4月に改正宅建業法が施行され、不動産の媒介契約締結時に、宅地建物取引士によるインスペクションのあっせんの可否を示すことが義務化されます。
また今後、国土交通省による、不動産に係る情報ストックシステム(名称:不動産総合データベース)の整備が進み、さらには契約のルールを明確化する改正民法の施行を平成32年に控えています。AIやロボット、自動運転をはじめとするテクノロジーの進展が、日本における人と不動産の関係を大きく変えようとしています。
こうしためまぐるしい変化の中、私たち日本ホームインスペクターズ協会は「あるべきインスペクション」を標榜し、より良い日本の人と不動産の関係に貢献してまいります。
当協会では、認定会員実務登録者の入会特典である団体保険を見直し、「JSHI公認ホームインスペクター専用賠償責任保険」の運用を2017年11月より開始しました。さらには、裁判手続きによらずに、調停・和解のあっせんなどによって不動産の施工に関する紛争を解決する「ADR調停人」への道を確保するなど、会員サービスを順次拡大してまいりました。
今後もたゆみのない努力を続けてまいりますので、ぜひ仲間に加わってください。
NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会 理事長 長嶋 修
参考リンク
国土交通省ホームページ>>不動産総合データベース試行運用について
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk3_000110.html
法務省ホームページ>>民法の一部を改正する法律(債権法改正)について
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_001070000.html